• 口コミは嘘をつかなかった【バンコク旅行⑦】

    プライベートプール付きに惹かれた

    今回のホテル選びで譲れなかった条件。

    それはプライベートプール付き。

    こむぎが喜ぶと思ったからだ。

    年末年始を1か月前に予約するという無謀な計画の中で見つけたホテル。

    条件は完璧だった。

    予約した。

    そして後悔した。

    予約した後に口コミを読んだからである。

    日本人だけ評価が低い

    口コミは散々だった。

    面白いことに海外の口コミは高評価。

    日本人の口コミだけ異常に低評価。

    文化の違いなのか。

    求めるものの違いなのか。

    理由はわからない。

    ただ。

    不安だけは増えていった。

    気付いた時には遅かった

    キャンセルしようと思った。

    そこで気付いた。

    キャンセル不可プランだった。

    慌てて予約した代償である。

    4泊分。

    なかなかの金額。

    お金を捨てて変更するか。

    そのまま泊まるか。

    悩みに悩んだ。

    殿にも相談した。

    「後から文句言わないでよ?」

    そう言うと、

    「全部丸投げしてるんだから文句言わない」

    とのこと。

    その言葉を信じることにした。

    到着して5分で察した

    ホテル到着。

    部屋へ入る。

    うーーーーーーん。

    やっぱりねーーーーーーー。

    口コミは正しかった。

    とにかく薄気味悪い

    まず暗い。

    全照明を付けても暗い。

    なぜそんなに暗いのか。

    そしてホテル全体が妙に不気味だった。

    アンティーク調が売りなのだと思う。

    でも違う。

    アンティークではない。

    張りぼてなのである。

    あらゆる場所に絵画。

    あらゆる場所に彫刻。

    あらゆる場所に装飾品。

    しかしどれも何とも言えない張りぼて感。

    しかも。

    怖い。

    本当に怖い。

    油絵の肖像画がやたら飾られている。

    謎の彫刻もある。

    夜見ると普通に怖い。

    ホラーである。

    プライベートプールとは

    楽しみにしていたプライベートプール。

    これも思っていたのと違った。

    小さい。

    とにかく小さい。

    プールというより。

    泡の出ないジャグジー。

    これが一番しっくりくる。

    景色もすごい

    部屋から見える景色もなかなかだった。

    目の前に人工池。

    しかも色がおかしい。

    不自然。

    どこかで見たことがある。

    そうだ。

    バスクリンだ。

    目の前に広がるのは巨大なバスクリン池だった。

    追い打ちをかける風呂問題

    お風呂も無駄に広い。

    広いだけである。

    そして怖い。

    さらに問題があった。

    バスタブのお湯が出ない。

    出るのは水だけ。

    誰が入るのだろう。

    修行だろうか。

    結局、滞在中はずっとシャワー生活だった。

    誰もプライベートプールに入らない

    楽しみにしていたはずのプライベートプール。

    ほとんど使わなかった。

    こむぎと殿が入っていたのはメインプールばかり。

    私にいたっては見る専門である。

    居心地が悪い

    ホテルは寝るだけ。

    そういう考え方もある。

    でも。

    それでも。

    居心地は大事だと思う。

    このホテルはとにかく居心地が悪かった。

    薄暗い。

    薄気味悪い。

    怖い。

    そしてあと4泊ある。

    まだ初日である。

    つづく。

  • この時ばかりは殿でかしたと思った【バンコク旅行⑥】

    最後のホテルへ移動する日

    バンコク滞在も後半戦。

    ここから4日間は同じホテルで過ごす予定だった。

    これまでホテルを転々としてきたけれど、ようやく落ち着ける。

    場所は街中ではなく空港近く。

    その前にどうしても行きたい場所があった。

    念願のピンクのカオマンガイ

    娘と事前学習済みだった。

    バンコクに行くなら絶対食べたい。

    ピンクのカオマンガイ。

    スーツケースを持ったままGrabで向かう。

    到着すると大行列。

    さすが人気店である。

    並ぶ。

    待つ。

    食べる。

    うまい。

    めちゃくちゃうまい。

    これは人気なのも納得だった。

    値段も安かった気がする。

    バンコクへ行くなら一度は食べるべき。

    遠くても食べるべき。

    本当にそう思う。

    緑には行けなかった

    近くには緑のカオマンガイもある。

    本当ははしごする予定だった。

    しかし。

    そんなに食べられない。

    若い頃なら行けたのだろうか。

    今となっては謎である。

    ちなみにこむぎは相変わらず。

    一口。

    終了。

    通常営業である。

    殿とトイレ問題

    殿はトイレが近い。

    とにかく近い。

    国内でも。

    海外でも。

    どこへ行っても。

    気付けば

    「トイレ行きたい」

    と言っている。

    今回も例外ではなかった。

    カオマンガイを食べた後もトイレ問題が発生。

    近くのデパートへ向かうことになった。

    Grabが見つからない

    トイレを済ませてホテルへ向かう。

    Grabを呼ぶ。

    ところが。

    アプリには到着済みと表示されている。

    なのに車が見当たらない。

    運転手から写真が送られてくる。

    「ここにいます」

    でも。

    その場所が見当たらない。

    どこだ。

    どこなんだ。

    まさかの殿出動

    ここで事件が起きる。

    まさかの殿が走り出した。

    「探してくる!」

    と言い残して消えた。

    本当に消えた。

    姿が見えない。

    こむぎと二人で、

    「どこ行ったんだろうね」

    と話していた。

    すると電話が鳴った。

    殿だった。

    「いたぞ!」

    「Grab見つけたぞ!」

    ものすごく得意げだった。

    本当に得意げだった。

    鬼の首でも取ったのかというくらい得意げだった。

    でも助かった

    正直に言う。

    助かった。

    めちゃくちゃ助かった。

    この時ばかりは思った。

    殿でかした。

    たまにはやるじゃん。

    たまには。

    そして最後のホテルへ

    無事にGrabへ乗車。

    連泊予定のホテルへ到着した。

    ここで4日間過ごす予定である。

    期待もしていた。

    楽しみにもしていた。

    そして部屋へ入った。

    第一声。

    うーーーーーーん。

    やっぱりねーーーーーーー。

    つづく。

  • 結局またセブンに寄ることになる【バンコク旅行⑤】

    またホテルを移動する

    この日もホテル移動の日だった。

    せっかく貯めたポイントを駆使しながらのバンコク滞在。

    前日とは別のマリオットへ向かう。

    今思うとよく移動したと思う。

    旅行中のホテル移動って意外と体力を使う。

    でもマリオット好きとしてはやめられない。

    ノープランの日

    この日は特に予定を入れていなかった。

    街をぶらぶら。

    気になった店をのぞく。

    疲れたらホテルへ戻る。

    プールでのんびり。

    そんな一日。

    こういう日も嫌いじゃない。

    むしろ旅行中に一日くらいは必要だと思う。

    和食を求めるこむぎ

    夕飯の時間になった。

    相変わらず心配なのはこむぎの食事である。

    タイに来てからまともに食べていない。

    そんな中、こむぎが和食っぽいレストランを発見した。

    「あそこ行きたい」

    珍しく自分から言った。

    これはチャンスかもしれない。

    期待しながら向かう。

    しかし。

    休みだった。

    なんで。

    よりによって今日。

    またタイ料理へ

    仕方なく別のお店を探す。

    結局入ったのはタイ料理のお店だった。

    これが大当たり。

    観光客向けというより地元の家庭料理屋さんみたいな雰囲気。

    東京で言うなら三宿あたりにありそうな感じ。

    派手さはない。

    でも何を食べても美味しい。

    こういう店に出会うと嬉しくなる。

    殿も私も大満足だった。

    そして今日も食べない

    しかし。

    こむぎは相変わらずだった。

    少し食べる。

    終了。

    以上。

    いや本当に以上。

    大人たちが

    「美味しい!」

    と盛り上がる横で、

    ほとんど食べない。

    もはやルーティン

    食事を終えてホテルへ向かう。

    途中で立ち寄る場所も決まっている。

    セブンイレブンである。

    こむぎ用の食べ物を調達する。

    もうここまでくるとルーティンだ。

    レストランへ行く。

    こむぎ食べない。

    セブンへ行く。

    ホテルで食べる。

    毎日この繰り返し。

    タイ料理は美味しい。

    街も楽しい。

    ホテルも最高。

    でも我が家には一人だけ、

    最後までタイを受け入れようとしない人がいた。

    つづく。

  • 殿のスマホに眠り続ける写真【バンコク旅行④】

    朝5時から朝市へ

    翌朝。

    まだ暗いうちから活動開始。

    事前に調べていた朝市へ向かった。

    もちろん調べたのは私である。

    朝5時。

    殿とこむぎをたたき起こして出発した。

    朝のバンコクは独特だった。

    屋台が並び、見たことのない食べ物が並び、歩いているだけでアジアに来たことを実感する。

    旅行中こういう時間が一番好きかもしれない。

    屋台ごはんが想像以上だった

    朝市で朝ごはんを調達。

    ガパオ。

    卵焼きみたいなもの。

    もち米。

    パッタイ。

    そしてもちろんタイティー。

    ホテルへ持ち帰って食べてみた。

    これが驚くほど美味しい。

    何を食べても美味しい。

    本当に何を食べても美味しい。

    昨日のフードコートよりよっぽど感動した。

    朝から飲むお酒も最高だった。

    旅行だから許される。

    たぶん。

    それでも食べないこむぎ

    しかし。

    こむぎは相変わらずだった。

    一口。

    よくて二口。

    終了。

    昨日から続く食べない問題は継続中である。

    念願の寺院観光へ

    この日はバンコクらしく寺院観光。

    そして、こむぎ念願の民族衣装レンタルもした。

    レンタル店へ入る。

    着替える。

    気付けばタイ人スタッフさん達の流れ作業が始まっていた。

    言われるがままに衣装を着せられる。

    髪をセットされる。

    アクセサリーを付けられる。

    ベルトを締められる。

    気付けば完成していた。

    まるで工場のライン作業である。

    専属カメラマンまで付けてしまった

    さらにスタッフさんが言う。

    「写真撮りますか?」

    なかなかのお値段だった。

    タイでは高額。

    でも。

    せっかく来たし。

    せっかくだし。

    という魔法の言葉に負けた。

    専属カメラマン付き寺院観光スタートである。

    かわいい娘と怪しい殿

    結果。

    こむぎはかわいかった。

    本当にかわいかった。

    民族衣装もよく似合っていた。

    問題は殿である。

    タイの民族衣装を着ているはずなのに。

    なぜだろう。

    怪しげなインド人感がすごい。

    全然タイじゃない。

    似合っていない。

    いや。

    正直に言う。

    私も似合っていない。

    若かったら違ったのかもしれない。

    写真はどこへ行った

    撮影した写真はその場でデータ転送された。

    殿のスマホへ。

    あれから何年も経つ。

    写真は今も殿のスマホの中にある。

    たぶん。

    見返した記憶はない。

    現像した記憶もない。

    SNSに載せた記憶もない。

    撮ってもらったことが思い出というやつだろうか。

    バンコクの暑さをなめていた

    寺院観光は思っていた以上に疲れた。

    暑い。

    とにかく暑い。

    歩く。

    暑い。

    写真撮る。

    暑い。

    帰りは迷わずGrabを呼んだ。

    電車で帰る気力など残っていない。

    タイに住んだら通うと思う

    疲れたのでマッサージへ。

    これが最高だった。

    安い。

    気持ちいい。

    最高。

    最近のバンコクは観光客向け価格になると日本とあまり変わらない。

    正直そこまで安くない。

    でも。

    マッサージと屋台は違う。

    まだちゃんと安い。

    そしてちゃんと満足度が高い。

    もしタイに住んでいたら。

    きっと今より頻繁にマッサージへ行っていると思う。

    間違いなく。

    つづく。

  • タイに来た意味【バンコク旅行③】

    マリオットへ移動

    元旦の朝。

    到着初日に泊まったホテルをチェックアウトし、予約していたマリオットへ移動した。

    もちろんGrabで。

    タイ旅行中、Grabは本当に便利だった。

    行き先を伝える必要もない。

    値段も事前にわかる。

    ぼったくりの心配もない。

    快適そのもの。

    ちなみに今回も調べたのは私である。

    路線も。

    ホテルも。

    移動方法も。

    殿はというと。

    ぼーっとついてきている。

    それだけである。

    やっぱりマリオットが好き

    無事に到着したマリオット。

    やっぱり好きだ。

    サービスも安定している。

    部屋もきれい。

    安心感が違う。

    嫌味かもしれないけれど、やっぱり好きなものは好きなので仕方ない。

    プールもあった。

    こむぎは到着するなり、

    「泳ぎたい!」

    を連呼している。

    しかしまだ午前中。

    いくらバンコクでも水は冷たい。

    そう言い聞かせて街へ出ることにした。

    YouTubeで見たフードコートへ

    目指したのはショッピングモールのフードコート。

    YouTubeで何度も見た場所だった。

    買い方も予習済み。

    両替場所も調べ済み。

    MRTの乗り方も調べ済み。

    もちろん全部私である。

    いざ到着。

    何店舗かで料理を買って食べてみる。

    うん。

    美味しい。

    確かに美味しい。

    安い。

    言われていた通りだ。

    でも。

    なんだろう。

    何かが違う。

    フードコートはフードコートだった

    その後、近くにあったシーフードレストランへ入った。

    殿も私もお酒が飲みたかったからだ。

    そこでわかった。

    フードコートはフードコートだった。

    確かに美味しい。

    でもレストランのタイ料理とは別物だった。

    似ているようで全然違う。

    我が家はその後の滞在中、そのフードコートに再び行くことはなかった。

    タイティーに感動

    念願だったタイティーも飲んだ。

    これが本当に美味しい。

    タピオカミルクティーとも違う。

    でもミルクティーとも違う。

    独特の風味。

    何とも説明できない。

    とにかく美味しい。

    スーパーでばらまき用のお土産も買い込み、大満足でホテルへ戻った。

    念願のプールタイム

    ホテルへ戻ると、こむぎは待ちに待ったプールへ。

    キャッキャと楽しそうに泳いでいる。

    殿も入っている。

    私?

    水着は持ってきた。

    しかも二着。

    だが。

    どう見てもギラギラ照りつける南国の太陽ではない。

    入る気にならない。

    私はプールサイドでゴロゴロすることにした。

    これもまたリゾート旅行の醍醐味である。

    こむぎが何も食べない

    しかし気になることがあった。

    こむぎが何も食べない。

    フードコートでもそうだった。

    頼んだ料理はほんの少し口を付けるだけ。

    シーフードレストランでも、日本で見たことがあるチャーハンを少し食べただけ。

    そして夕飯。

    街ブラで見つけたタイ料理レストランへ入った。

    ここでも食べない。

    全然食べない。

    学習しない男

    殿はトムヤムクンを注文した。

    なぜだろう。

    どう考えてもパクチーが入っていそうなのに。

    案の定入っていた。

    そして見るからに食べたくなさそうな顔で食べていた。

    頼む前からわかっていた未来である。

    タイに来た意味

    一方のこむぎ。

    ここでも何も食べない。

    「お母さんのちょっともらう」

    を繰り返す。

    ついにはジュースすら飲まない。

    徹底している。

    さすがに心配になった。

    帰り道、セブンイレブンへ寄る。

    お菓子を買う。

    こむぎが食べられそうなものを買う。

    部屋へ戻る。

    そして。

    YouTubeを見ながらお菓子を食べるこむぎ。

    タイに来た意味。

    つづく。

  • 殿は何もしないのにマウントだけは取ってくる【バンコク旅行②】

    空港からホテルまでは意外と順調

    無事にバンコクへ到着。

    空港に着いたらまずはホテルへ向かう。

    事前に調べていた私は、日本にいるうちからGrabのアプリを登録していた。

    タイではGrabが便利らしい。

    こういう情報だけはしっかり調べるタイプである。

    おかげで空港に着いてからはスムーズだった。

    ちなみに殿は何をしていたか。

    何もしていない。

    着替えを準備しただけ。

    いや、準備ですらない。

    着替えを出してきただけ。

    スーツケースに詰めたのも私である。

    元旦の夜食を買いにコンビニへ

    ホテルに着いた頃にはすでに夜中。

    元旦だったけれど、娘もいるし海外だし、遅い時間だし。

    近くのセブンイレブンへ夜食を買いに行くことにした。

    並んでいるお弁当を見るだけで楽しい。

    見たことのない料理ばかり。

    パッケージから漂う海外感。

    旅行に来たんだなぁと実感する。

    ただし問題があった。

    タイ語が全く読めない。

    何が入っているのか想像すらできない。

    得意げな殿

    そんなわけで私はGoogleレンズを使っていた。

    商品にかざして翻訳。

    便利な時代である。

    すると隣から殿が言った。

    「これすげーよー!」

    得意げである。

    何かと思ったらGoogleレンズだった。

    とっくに見てるわ。

    むしろ今まさに使ってるわ。

    海外に来ても殿は殿だった。

    コンビニ弁当なのに本気で辛い

    部屋に戻り、それぞれ選んだお弁当を食べる。

    元旦なのにコンビニ弁当。

    少しだけ寂しい気もする。

    でも海外旅行初日の夜中。

    安全第一である。

    ところが。

    ここでタイの洗礼を受ける。

    辛い。

    とにかく辛い。

    すごく辛い。

    辛い物は比較的得意な私ですら辛い。

    容赦がない。

    コンビニ弁当だから油断していた。

    完全に油断していた。

    こむぎの様子がおかしい

    こむぎは辛くなさそうなオムライスを選んでいた。

    これなら大丈夫だろうと思っていた。

    しかし。

    あまり食べない。

    口に合わないらしい。

    スプーンが進まない。

    旅行初日。

    しかも海外。

    こむぎの食が進まない。

    なんだか嫌な予感がしてきた。

    タイの洗礼は、まだ始まったばかりだった。

    つづく。


  • 年末年始の海外旅行を1か月前に計画した結果【バンコク旅行①】

    年末年始の海外旅行を1か月前に計画した結果

    コロナ後、久しぶりに家族で海外旅行に行きたくなった。

    しかも思い立ったのが年末年始の1か月前。

    今思えば無謀だった。

    でも行きたい気持ちに火がついてしまったものは仕方ない。

    とりあえず旅行代理店へ

    ひとまずHISへ行ってみた。

    行き先も漠然としていて、決まっているのは「年末年始」ということだけ。

    今考えると、あの時の担当さんは内心こう思っていたかもしれない。

    「この時期に今からですか?」

    もちろん口には出さなかったけれど。

    それでも色々な方面で見積もりを出してくれた。

    見積もりを見て横転

    出てきた見積もりは、とにかく高かった。

    高いなんてもんじゃない。

    見た瞬間、横転した。

    あまりにも高すぎて、

    「これ絶対『今さら年末年始ですか料金』も上乗せされてるでしょ」

    と思ったくらい。

    もちろんそんな料金は存在しない。

    たぶん。

    本当はモルディブに行きたかった

    一番行きたかったのはモルディブだった。

    死ぬまでに一度は行きたい場所。

    そして、こむぎが家族旅行についてきてくれる時間も永遠ではない。

    行きたい時が行く時だ。

    多少高くても今回は清水の舞台から飛び降りる気持ちで探した。

    検索した。

    問い合わせた。

    また検索した。

    結果。

    全滅。

    「空きはありません」

    ばかりだった。

    そりゃそうだ。

    でも心はもう海外

    モルディブは無理。

    だけど心はもう完全に海外旅行モード。

    今さら国内には戻れない。

    色々考えた結果、行き先はバンコクに決まった。

    自力手配スタート

    代理店は高い。

    マイルもある。

    ならば自分で手配しよう。

    ところが。

    マイルはあっても飛行機が空いていない。

    そりゃそうだ。

    日程を少しずらしてみても空いていない。

    やっぱり空いていない。

    でももう心はバンコク。

    YouTubeでバンコク動画を見まくり、食べたいものも決まっていた。

    今さら引き返せない。

    マイルを諦めてLCCへ

    最終的にマイルは諦めた。

    LCCで行くことにした。

    帰りの便もなかなか取れず、一番早く取れたのは年明けからさらに1週間後。

    こうなったら仕方ない。

    せっかくだから1週間滞在することにした。

    初めてのLCC

    当日。

    初めてのLCCだった。

    正直、不安しかなかった。

    でも思っていたより快適。

    利用したのがエアージャパンだったからかもしれない。

    価格はLCCらしくなかったけれど、そこは自業自得。

    年末年始に1か月前予約をしようとした人間の宿命である。

    バンコク到着前から、いつもの殿だった

    機内食の時間になった。

    私は持ち込んだ食事をそのタイミングで食べようと思っていた。

    すると周りの人たちが食べ始めた。

    その瞬間。

    隣の殿がそそくさと自分の分だけ取り出して食べ始めた。

    私にも。

    こむぎにも。

    「食べる?」

    の一言もない。

    自分の分だけ。

    自然に。

    何事もなかったかのように。

    びっくりする。

    毎回びっくりする。

    本当に毎回びっくりする。

    久しぶりの海外旅行。

    そしてバンコク旅行。

    まだ空港にも着いていないのに、すでに想定外は始まっていた。

    つづく。

  • 車を買い替えたら、まさかのCDが聴けない事件

    新しい車、最高なはずだったのに

    念願の車買い替え!ピカピカの新車に乗り込んで、さあドライブ……と思ったら、まさかの事実に気づいてしまった。

    CDが、聴けない。

    CDプレーヤーが、ない

    今どきの車にはCDデッキがついてないことがあるなんて、正直ノーマークだった。Bluetoothやスマホ連携が当たり前になってるのはわかるけど、まさか自分の車がそうなるとは思ってなかった。

    推し活民にとってCD・DVDは生命線

    確かに今はサブスクで音楽を聴く時代。それは百も承知。でも推し活してる身としては、CDが発売されたら全形態買うのが当たり前だし、特典でついてくるDVDだって毎回ドライブのお供だった。

    それなのに。

    CDは聴けない。DVDも見れない。

    ないない、なんなのこれ。

    まさかの5形態、CDだけで5枚

    しかも今回はまさかの5形態。各形態にそれぞれ違う一曲が入ってるとなれば、当然全部欲しくなる。つまりCDだけで5枚という、推し活民おなじみの「嬉しい悲鳴」案件。

    CDをスマホに入れる、地味にメンドイ作業

    車で聴くには、CDの音源をスマホに入れる必要がある。CD→PC→スマホという工程、毎日やる作業じゃないから、メカに弱い自分はそのたびやり方をググるところからスタート。これが地味にめんどくさい。

    しかも今回は5枚。届いたばかりのCDを前に、あの作業をすることを考えると気が滅入る。推しのアルバム、早く聴きたい気持ちはあるのに、「メンドイ」が先に立ってしまう。

    救世主、CD直スマホ取り込み機を発見

    そこで思い出したのが、CDから直接スマホに取り込める機械があったこと。さっそくAmazonでポチった。

    それなりの値段はするけれど、めんどくささと天秤にかけたら安くない?これから先もずっと使うものだと思えば安いはず、と自分に言い聞かせて購入ボタンを押した。

    早く聴きたい気持ちを抑えつつ、翌日の配達を待った。

    使ってみたら、まさかの神アイテム

    届いた。早速使ってみた。

    楽じゃん、何これ。

    やり方を調べる必要もなく、CDを入れてスマホにつなぐだけで勝手に取り込んでくれる。タイトルまできっちり入れてくれてる。

    もっと早く買えばよかった。

    結果:CD問題は解決、DVD問題は持ち越し

    これで車でも推しの音楽が聴ける。……DVDはまだ見れないけど。

  • 塾の体験見学中に、まさかのひと言が飛んできた話

    体験中に殿から着信

    今日はこむぎの塾の体験見学へ!説明を聞きながら、こむぎが実際の授業を体験している様子をワクワク眺めていたら……殿から着信。

    「今日は塾の体験だから帰り遅くなるよ〜」と伝えると、即レスで返ってきたのが

    「メシどうすんの?」

    いやいや、それを聞かれても!(笑)

    「メシどうすんの?」事件

    実はその時点で、心の中では「帰りにこむぎとテイクアウトしよ〜」ってすでに決めてた。けど、わざわざ説明するのも面倒だったから、「まだ帰り遅くなるしわかんない」とだけ返信。

    まさかの宣言

    すると殿から飛んできたのが、まさかの宣言。

    「俺だけ先に食ってる」

    ……俺だけ?!

    いや、殿が先に食べるのは全然いいんだけど。私のことは置いてっていい。でも、塾でがんばって体験してるこむぎのことまで置いて、自分だけサクッと食べる気だったとは……。これは予想以上の展開で、思わずびっくりしてしまった。

    今日も殿は平常運転

    塾の体験内容より、帰り道のこのひと言の方が今日一番のハイライトになってしまった。

    今日も殿は平常運転。

  • 豚もヨウムも却下。ペット選び、想定外の連続でした

    こむぎが「ペットを飼いたい」と言い出したのは、もう何年も前のことだ。

    当時は、こむぎの世話だけでも手一杯だったし、正直に言うと、こむぎ以上に手間がかかる殿の世話もあったので、到底無理だった。

    ペットを飼う余力なんて、どこにもなかった。

    それが最近、こむぎが日に日に手がかからなくなってきて、気づけばまた「ペット飼いたい」の声が復活している。

    実は、私自身もちょっと前のめりだったりする。

    小さい頃から、殿と暮らすまでは動物がいない生活なんてしたことがなかったので、内心「そろそろいいかも」と思っていたのだ。

    動物を一つずつ検討した記録

    まずは動画でいろいろな動物を見てみることにした。

    そして20代の頃からずっと飼いたかった豚を見るため、実際に豚カフェにも行ってみた。

    結果、豚は確かにかわいい。ただ、毛はふわふわでもさらさらでもなく、謎の質感。そして常によだれを垂れ流している。

    現実的に、却下。

    次に検討したのがヨウム。動画で見るとものすごくかわいい。

    ただ、しゃべりを覚えるのが得意な鳥だけに、殿の悪口を覚えてしまったら、それはそれで大変なことになる。

    これも却下。

    ペットショップで実際の鳥を見てみたところ、あちこちにふんが落ちていて、現実を見て却下。

    最後に残った壁は、まさかの殿

    ここまでくると、残るは犬か猫だと思うのだが、今のところ殿が反対している。

    そもそも殿は、動物がそんなに好きじゃないんだと思う。

    旅行や外食にも気軽に行きたいし、どうせペットの世話は100パーセント私がやることになるのも、薄々分かっている。

    そう考えると、私自身もまだ二の足を踏んでいる自分がいる。

    まとめ

    ペットを飼いたいこむぎの願いは、まだ実現していない。

    ただ、動物を一つずつ検討していくだけで、ちょっとした”想定外”が次々出てくることが分かった。

    このペット会議、まだまだ続きそうだ。