班長の仕事はシンプルである。
回覧板を管理する。
プリントを回す。
戻ってきたら次へ回す。
それだけだ。
本来なら。
戻ってきているのに確認される
回覧が終わって戻ってきたものを見ても、
殿は時々聞いてくる。
「これちゃんと回したの?」
と。
いや。
戻ってきてる時点で回ってるのである。
私は毎回、
「回したよ」
と説明する。
写真提出制度が始まった
さらに最近は新ルールができた。
「回す前に毎回写真を送ってほしい」
である。
理由は、
会長に聞かれた時に困るから。
らしい。
前に一度、
「必要な時だけでいいんじゃない?」
という話になった記憶がある。
しかし気づけば、
毎回提出になっていた。
いつの間にか制度化されていたのである。
監査対象はだいたい私
私は班長として回覧板を管理している。
ちゃんと回している。
戻ってきたものも確認している。
それでも確認が入る。
写真提出も求められる。
なぜだろう。
回覧板なのに監査がある。
しかも監査対象はだいたい私である。
今日もだいたい想定外
回覧板を回すだけのはずだった。
それなのに、
確認が入り、
写真提出が求められ、
気づけば監査対応まで発生している。
班長生活は思ったより奥が深い。
いや、
深くなくていいのである。
今日も我が家はだいたい想定外だ。

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