朝ごはんを食べに函館朝市へ
翌朝。
朝食を食べに函館朝市へ。
ホテルから徒歩2分ほどなので、ぷらっと歩いて行ける距離。
朝市には海鮮のお店やお土産屋さんがずらっと並んでいて、見ているだけでも楽しい。
朝からこむぎとテンションが上がる。
さて。
何食べようか。
ふたりでうろうろしながら、今回も旅の相棒チャッピーに聞いてみる。
おすすめしてもらった丼屋さんへ行ってみると、すでに長蛇の列。
さすが函館。
人気店は朝から並ぶのね。
その一方で、すぐ近くにはガラガラのお店もある。
この差はいったい。
もしやみんな母むぎと同じように、チャッピーにすすめられるがままここへ来ているのだろうか。
朝から贅沢海鮮丼
しばらく並んで、ようやく朝ごはん。
こむぎはいくら丼。
母むぎは本日のおすすめ、大間のまぐろにウニといくらがのった贅沢丼。
そして、
ビール。
朝からビールは旅の醍醐味である。
味はもう、言うまでもなくおいしい。
まぐろもウニもいくらもおいしいし、お米までちゃんとおいしい。
そういえば以前、札幌の朝市へ行ったとき。
当時はまだ「チャッピーにお店を聞く」という技を知らず、ふらっと入ったお店が思いっきりインバウンド向け。
なかなか残念な思いをした記憶も新しい。
今回はばっちり。
朝から大満足である。
食べたら一度ホテルへ
朝食をたらふく食べたところで、
さて今日はどうする?
特にきっちり予定を立てているわけでもない。
ということで一度ホテルへ戻り、ゴロゴロタイム。
「どこ行く?」
「何する?」
ベッドでゴロゴロしながら、こむぎと相談する。
相談しているのか、
ゴロゴロしているのか。
まあ、どっちでもいい。
そんなことをしていたら、あっという間にランチタイムになった。
胃袋が足りない
函館といえば塩ラーメン。
せっかくだから食べに行こう。
透き通ったスープの塩ラーメン。
うん。
おいしい。
とってもおいしい。
ただね。
朝、海鮮丼をたらふく食べて。
ホテルに戻ってゴロゴロして。
そしてもうラーメン。
くー。
胃袋が足りない。
こむぎと一杯を分けることにした。
とはいえ、一杯だけ頼んでふたりで食べるのもなんだか申し訳ない。
なので母むぎ、
ビールを追加。
結局飲むんかい。
無事、ふたりで完食。
なぜか函館でSDカードを探す
お腹いっぱいの母娘が次に向かったのは観光地……
ではなく。
家電量販店。
Osmo Pocket 4の容量がパンパンになってしまい、急きょSDカードが必要になったのである。
旅先でSDカード探し。
予定をきっちり組んだ旅行だったら、こういう寄り道って地味に焦る。
でも今回は何時にどこへ行かなきゃいけないという予定もない。
じゃ、買いに行こ。
これで済む。
まずコジマへ行ってみたものの、置いてあるSDカードが高い。
うーん。
どうしよう。
するとこむぎが、
「あっちにヤマダあるから、あっちも行ってみよう」
とナイスな提案。
正直母むぎは、
そんなに変わらないだろうよ。
と思っていた。
ところが行ってみたら。
あるじゃない。
しかも、さっき見たものの約5分の1の金額。
全然違った。
こむぎ、ナイス。
母、疑ってすまん。
ようやく五稜郭へ
無事にSDカードも買えたので、Osmo Pocketを回しながら五稜郭タワーへ。
函館といえば、やっぱり一度は見ておきたい五稜郭。
タワーから見下ろす五稜郭は、きれいだった。
きれいだったんだけど。
母むぎの記憶に同じくらい強く残っているのが、
タワーで食べたソフトクリーム。
これが美味だった。
そしてソフトクリームを食べたばかりなのに、下へ降りたら今度はジェラートを発見。
……食べる?
食べる。
さすがに一人ひとつは無理なので、こむぎと半分こ。
さっきラーメンでは胃袋が足りないと言っていたのに、甘いものは入るらしい。
「おいしいねー」
「楽しいねー」
ふたりで食べれば、それでよし。
六花亭でまたテンションが上がる
五稜郭周辺をぷらぷら散策したあとは、近くにあった六花亭のショップへ。
六花亭のお菓子は物産展や空港、駅なんかで何度も見ているけれど、ちゃんとしたショップに入るのは初めて。
入った瞬間。
テンション爆上がり。
いつものお土産売り場では見かけないお菓子が、小売りでたくさん並んでいる。
見たことのないものもいっぱい。
これは楽しい。
あれも食べたい。
これも食べたい。
あれこれ購入。
いいのだ。
まだまだ函館にいるんだから。
ホテルのお部屋で食べればいい。
さらにショップでしか買えないアイスまで発見し、こちらもこむぎとシェア。
美味しい~。
今日、何回食べてるんだろ。
母娘ふたりだと、とにかく気楽
時間を気にする必要もない。
行きたいところへ行って、疲れたら休む。
「腹減ったー」
「まだー?」
と訴えてくる腹減ったー星人の殿もいない。
こむぎとふたりなら、お腹が空いていなければ食べなくてもいいし、食べたければ食べればいい。
暑くなったので、帰りは無理せずタクシー。
ホテルへ戻ったら、
またゴロゴロ。
このゆるさ。
最高。
芸能人のサインに期待した夜
ゴロゴロしすぎて、気づけば外は暗くなっていた。
そろそろ夕飯行くか。
時間も遅くなっていたので、近場にあったお店へ入ってみることにした。
店には芸能人のサインがものすごい数貼ってある。
しかも少し並んでいる。
これは期待できるかも。
しばらく待って入店し、メニューを開く。
……。
たっか。
たっかい。
これが観光地価格というやつか。
とりあえず2~3品頼んでみる。
刺身はおいしい。
おいしいんだけど、昨日のお店と比べると倍くらいのお値段。
ほかの料理も、
高い。
そして、
普通。
え。
芸能人って味覚ばぐってる?
高かったらおいしいと思う人種?
それとも。
母むぎの味覚がばぐってる?
どうやら芸能人のサインの数と、母むぎの満足度は比例しないらしい。
そして今夜も二次会
ちょっと不満の残る夕飯を終え、帰りはまたこむぎとセブンへ。
こむぎの飲み物やら、母むぎのお酒やらを買い込んでホテルへ。
そして今夜も、
母娘で二次会。
朝市へ行って。
ゴロゴロして。
ラーメン食べて。
SDカードを買いに行って。
五稜郭へ行って。
ソフトクリームとジェラートを食べて。
六花亭へ寄って。
またゴロゴロして。
思いついたまま動いた函館2日目。
予定なんて、ほとんどない。
でもこの、
食べて、歩いて、疲れたら休んで。
また食べて。
そんな気ままな旅が、
母むぎにはちょうどいい。
そして今夜も、こむぎとおしゃべりしながら夜が更けていったのである。

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