先日、インスタを見ていたら気になる投稿を見つけた。
トイレットペーパーの芯にハッカ油を数滴たらすと、トイレが爽やかな香りになるらしい。
なるほど。
それは良さそうだ。
暑くなってきたし、爽やかな空間は大歓迎である。
というわけで、さっそく試してみた。
爽やか生活のはずだった
やったことは簡単である。
トイレットペーパーの芯にハッカ油を数滴たらしただけ。
ペーパー本体ではない。
芯である。
だから問題ないと思った。
ところが数日後。
トイレで違和感を覚えた。
なんかスースーする。
気のせいかと思った。
でもやっぱりスースーする。
どうやら芯に染み込ませたハッカ油が、ごくわずかにペーパーにも移っていたらしい。
爽やかどころではない。
予想以上にスースーする。
犯人は私だった
後日、こむぎに聞いてみた。
「そういえばトイレで何か変なことなかった?」
すると即答だった。
「スースーした。」
やっぱりである。
気のせいではなかった。
さらに聞く。
「なんで言わなかったの?」
するとこむぎは真顔で言った。
「ドッキリグランプリの罰ゲームかと思った。」
爆笑した。
そうだろう。
私も同じ立場ならそう思う。
だが、さらに続きがあった。
「でも、そういう機能なのかと思った。」
なぜ受け入れた。
なぜ最新機能だと思った。
そんなトイレットペーパーは聞いたことがない。
しかし、こむぎは疑いながらも受け入れていたらしい。
一方その頃、殿
念のため殿にも聞いてみた。
「トイレでスースーしなかった?」
すると返事は一言。
「え?全然。」
気付いていなかった。
私も気付いた。
こむぎも気付いた。
殿だけ気付かなかった。
あれだけスースーしていたのに。
本当に気付かなかったのか。
気付いていたけど気にしなかったのか。
真相は分からない。
ただ一つ分かるのは、
我が家で一番動じなかったのは殿だったということである。
SNSのライフハックはほどほどに
インスタで見た時は良いアイデアだと思った。
実際、香りは爽やかだった。
やり方も間違っていない。
ただ我が家では、ほんの少しだけペーパーに染み込んだことで予想外の展開になった。
爽やかなトイレを目指したはずが、
こむぎは罰ゲームを疑い、
私は原因究明をし、
殿は何も気付かないまま生活していた。
いつも思う。
我が家は何かを試すたびに少しだけ想定外の方向へ進む。
今回もまた、そんな一日だった。
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