カテゴリー: 殿観察日記

  • こむぎには言わず、私には監査が入る

    こむぎには言わず、私には監査が入る

    任務は完了したはずだった

    先日、

    こむぎがマウスピースを紛失した件で殿と話した後、

    私は

    「下校後にこむぎに話す」

    と提案した。

    殿も特に反対せず、

    その場は終わった。

    私はこむぎが帰宅した後、

    その話を伝えた。

    これで任務完了である。

    そう思っていた。

    翌朝、監査が入る

    しかし翌朝。

    殿から突然監査が入った。

    「で、なんて言ったの?」

    私はこむぎとのやり取りを説明した。

    すると返ってきた言葉は、

    「は?それだけ???」

    だった。

    いや待ってほしい。

    私はきちんと、

    約束を守ることの大切さ。

    片づけることの大切さ。

    そういったことを、

    こむぎにも分かるように伝えたつもりである。

    こむぎも

    「わかった」

    と言っていた。

    それなら自分で言えばいい

    しかも内容が不満なら、

    殿がこむぎに言えばいい。

    だが殿は言わない。

    そのくせ、

    娘には普通に話しかける。

    学校のことを聞いたり。

    当たり障りのない会話をしたり。

    ご機嫌を取ったり。

    話す機会がないわけではない。

    むしろ普通に話している。

    それなのに、

    本当に聞きたいことは、

    こむぎ本人ではなく私に確認する。

    そして報告内容にはダメ出しが入る。

    なぜ私は監査対象なのだろう

    なぜ私は監査対象なのだろう。

    そう思った。

    回覧板を回す前には写真提出。

    伝言を伝えれば内容確認。

    最近気づいた。

    我が家には監査制度が存在する。

    そして監査を受けるのは、

    だいたいいつも私である。

    今日もだいたい想定外

    娘への伝言係を任されたと思ったら、

    翌日には報告義務まで発生していた。

    しかも監査付きである。

    私はいつの間に、

    社内稟議と報告書提出が必要な部署に配属されたのだろう。

    今日も我が家は、

    だいたい想定外である。

  • 回覧板写真に再提出命令が出た日

    回覧板写真に再提出命令が出た日

    我が家の回覧板監査官

    我が家には、

    回覧板に対して異常に厳しい監査官がいる。

    そう、

    殿である。

    以前から、

    「回覧板を回す前に写真撮って送って」

    という指示を受けていた。

    正直なところ、

    班長をやっているので、

    この手のプリントは何十回も見ている。

    内容もほぼ同じだ。

    変わるのは日付くらいである。

    任務完了のはずだった

    今回も言われた通り、

    写真を撮って送った。

    名前も見える。

    日付も見える。

    肝心の内容も見える。

    むしろ9割以上見えている。

    上の方がほんの少しだけ見切れていたが、

    内容を理解するうえで支障はないレベルだった。

    私は任務完了だと思っていた。

    再提出命令

    しかし数分後、

    殿から連絡が入る。

    「全部入るように撮って」

    再提出命令である。

    いや待ってほしい。

    そのプリント、

    去年から何十回も見てるよね?

    しかも今回見切れていたのは上部数ミリ。

    肝心な部分は全部写っている。

    それでも監査は通らなかった。

    殿の監査基準は厳しい

    殿の回覧板監査基準は、

    私の想像をはるかに超えている。

    内容確認というより、

    もはや書類審査である。

    結局私は撮り直した。

    そして思った。

    不思議な監査制度

    娘への伝言は私経由なのに、

    回覧板だけは直接監査するんだな、と。

    伝言は報告制。

    回覧板は写真提出制。

    我が家のルールは、

    なかなか奥が深い。

    今日もだいたい想定外

    回覧板を回すだけのはずが、

    まさか再提出になるとは思わなかった。

    我が家には今日も、

    独自の監査制度が存在している。

    そして監査対象は、

    だいたいいつも私である。

    今日も我が家は、

    だいたい想定外である。

  • 殿観察日記まとめ|我が家の観察記録一覧

    殿観察日記まとめ|我が家の観察記録一覧

    これは「殿観察日記」のまとめページです。
    日常の中で起きた供給過多・回覧板・了解スタンプなどの記録。
    随時更新していきます。

    ▶ 殿観察日記一覧

    【殿観察日記】供給過多につき実家へ避難

    【殿観察日記】了解がスタンプ付きになった日

    【殿観察日記】回覧板なのに監査が入る班長生活

  • 不要だった弁当が復活した日

    不要だった弁当が復活した日

    今週は弁当がいらないはずだった

    今週は弁当がいらないと言われていた。

    コンビニで買えるから、

    とのことだった。

    正直、

    少し助かった。

    今週はスタッフも一緒に仕事なので、

    作るなら二人分になるからだ。

    弁当がないだけで、

    朝の気持ちに少し余裕ができる。

    そんな一週間になるはずだった。

    突然の通達

    ところがである。

    いろいろあった後、

    殿から通達があった。

    「明日から弁当だから」

    である。

    お願いではない。

    相談でもない。

    通達である。

    決定事項として知らされた。

    私の返事

    私は、

    「わっかりましたー」

    と返事をした。

    もはや反射である。

    長年の経験で身についた、

    条件反射と言ってもいい。

    そして気づけば、

    普通に受け入れていた。

    人生は想定外の連続である

    そして今、

    私は二人分の弁当を作っている。

    つい数日前まで、

    「今週は作らなくていい」

    と言われていた気がする。

    だが現実は、

    しっかり二人分である。

    人生とは想定外の連続だ。

    そして我が家では、

    予定変更もだいたい突然やってくる。

    今日も我が家は、

    だいたい想定外である。

  • 了解がスタンプ付きになった日

    了解がスタンプ付きになった日

    機嫌を聞かれたので答えた

    朝の機嫌について聞かれた。

    聞かれたので答えた。

    私は、

    こむぎへの話し方を

    「それだけ?」

    と言われて、

    少し否定されたように感じたことを伝えた。

    責めるつもりではなかった。

    ただ、

    理由を聞かれたから答えただけである。

    返信が来た

    しばらくして返信が来た。

    「了解👍️」

    だった。

    昨日は、

    「了解」。

    今日は、

    「了解👍️」。

    進化である。

    親指は立っていた

    謝罪はなかった。

    共感もなかった。

    説明もなかった。

    しかし親指は立っていた。

    何を評価されたのかは分からない。

    私の説明なのか。

    報告内容なのか。

    機嫌の申告なのか。

    真相は不明である。

    殿は今日も殿だった

    ただ一つ分かることがある。

    殿は今日も殿だった。

    聞く。

    答えさせる。

    そして親指を立てる。

    独自のコミュニケーション様式である。

    今日もだいたい想定外

    機嫌を聞かれたので答えた。

    すると返ってきたのは、

    謝罪でもなく、

    共感でもなく、

    親指だった。

    人生には理解できないことがある。

    そして我が家には、

    理解できないまま成立している会話がある。

    今日も我が家は、

    だいたい想定外である。

  • 殿から不機嫌監査が入った朝

    殿から不機嫌監査が入った朝

    説明を求められたので説明した

    朝、

    殿からLINEが来た。

    「なんで機嫌悪かったの?」

    と。

    聞かれたので、

    ちゃんと答えた。

    昨日、

    こむぎに話した内容について、

    「それだけ?」

    と言われたこと。

    それが少し否定されたように感じたこと。

    だから嫌な気持ちになったこと。

    責めるつもりはなかった。

    ただ、

    聞かれたから答えただけである。

    そして返ってきた

    しばらくして返信が来た。

    「了解」

    である。

    説明を求められたので説明した。

    結果、

    「了解」

    だった。

    以上である

    追加の質問はなかった。

    感想もなかった。

    共感もなかった。

    謝罪もなかった。

    ただ、

    「了解」

    だった。

    短い。

    非常に短い。

    今日もだいたい想定外

    機嫌を聞かれた。

    だから理由を説明した。

    結果、

    「了解」

    だった。

    人生には、

    予想していた返答と違う返答が返ってくることがある。

    そして殿は今日も、

    期待を裏切らない方向で殿だった。

    以上である。

  • 眠りを妨げるのは地震でも台風でもなく回覧板

    眠りを妨げるのは地震でも台風でもなく回覧板

    私は眠りが浅い。

    更年期のせいもあると思う。

    だから夜中に目が覚めると、そのまま朝まで眠れないこともある。

    それを殿も知っている。

    知っているはずなのだ。

    しかし昨夜。

    通知音が鳴った。

    緊急事態かと思った。

    家族に何かあったのかと思った。

    回覧板についてのしょうもない話題だった。

    私は静かにスマホを閉じた。

  • 殿との会話、最終回答はいつも「了解」

    殿との会話、最終回答はいつも「了解」

    昨日のマウスピース事件の続き

    昨日のマウスピース事件の続きである。

    私はこむぎに、

    なくしたことそのものではなく、

    約束や責任について話した。

    私なりに考えて、

    こむぎなりに理解できるように伝えたつもりだった。

    「それだけ?」

    朝、

    殿から聞かれた。

    「ちゃんと話したの?」

    と。

    私は、

    こむぎに話した内容をそのまま伝えた。

    すると返ってきたのは、

    「は?それだけ?」

    だった。

    私はそこで少しカチンときた。

    私なりに考えて話したことを、

    足りないと言われたような気がしたからだ。

    バトルは回避した

    とはいえ、

    その時は疲れていた。

    だからその場でバトルはしなかった。

    言い返そうと思えば言えた。

    でも面倒だった。

    大人の対応と言うべきか、

    単なる気力切れと言うべきかは分からない。

    とにかくその場は流した。

    勇気を出して伝えた結果

    すると後からLINEがきた。

    「朝なんで機嫌悪かったの?」

    と。

    聞かれたので、

    私は正直に答えた。

    「『それだけ?』と言われて、

    否定されたように感じた」

    と。

    勇気を出して伝えたのである。

    結果は「了解」

    そして返ってきた。

    「了解」

    だった。

    以上である。

    今日もだいたい想定外

    機嫌の理由を聞かれた。

    だから正直に答えた。

    勇気も出した。

    結果、

    返ってきたのは

    「了解」

    だった。

    人生には、

    もっと長いやり取りを想像することがある。

    しかし現実は、

    とても短かった。

    今日も我が家は、

    だいたい想定外である。

  • 回覧板なのに監査が入る班長生活

    回覧板なのに監査が入る班長生活

    班長の仕事はシンプルである。

    回覧板を管理する。

    プリントを回す。

    戻ってきたら次へ回す。

    それだけだ。

    本来なら。

    戻ってきているのに確認される

    回覧が終わって戻ってきたものを見ても、

    殿は時々聞いてくる。

    「これちゃんと回したの?」

    と。

    いや。

    戻ってきてる時点で回ってるのである。

    私は毎回、

    「回したよ」

    と説明する。

    写真提出制度が始まった

    さらに最近は新ルールができた。

    「回す前に毎回写真を送ってほしい」

    である。

    理由は、

    会長に聞かれた時に困るから。

    らしい。

    前に一度、

    「必要な時だけでいいんじゃない?」

    という話になった記憶がある。

    しかし気づけば、

    毎回提出になっていた。

    いつの間にか制度化されていたのである。

    監査対象はだいたい私

    私は班長として回覧板を管理している。

    ちゃんと回している。

    戻ってきたものも確認している。

    それでも確認が入る。

    写真提出も求められる。

    なぜだろう。

    回覧板なのに監査がある。

    しかも監査対象はだいたい私である。

    今日もだいたい想定外

    回覧板を回すだけのはずだった。

    それなのに、

    確認が入り、

    写真提出が求められ、

    気づけば監査対応まで発生している。

    班長生活は思ったより奥が深い。

    いや、

    深くなくていいのである。

    今日も我が家はだいたい想定外だ。